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何次元かの何かを

それは本当の理由?

   

判断基準が情報整理に欠かせないのですが、その判断基準がいつもすぐに共有されるとは限りません。

今日は何を食べましょうか?

会社の先輩と後輩が、お昼ご飯を食べに出た時のこと。

後輩「お昼どうします?うどんかラーメンがいいなーって思ってるんですけど。」
先輩「酒飲んだ翌日は、絶対俺はうどんなんだよ。」

そしてまた別の日。

後輩「昨日飲み会だったんで、今日はうどんですかね?」
先輩「がっつり食べたいときだってあるだろ。ラーメン行くぞ!」

先輩は「前日にお酒を飲んだからうどん」なのではなく、「前日のお酒が残って胃もたれしていたら、翌日はうどんのようなあっさりがいい」という、たまたま翌日にお酒が残ってなかったわけですね。

一方、”酒飲んだ翌日だから”という言葉だけで判断基準を語られた後輩からすると、「おいおい、言ってたことと違うじゃん!」って思います。

情報でいうと?

この先輩の場合、酒を飲む→翌日胃がもたれるということが日常化していたため、「酒を飲んだら翌日はあっさりしたものが食べたい」というのをひとまとめにしていました。普段の生活で、これをショートカットとして利用していたのだと思います。大げさですが、そうすることで毎回考えることがちょっと減るわけですね。

他の人と判断基準を共有しようとするとする場合、こういったショートカットの「箱」を開ける必要があります。しかも、この箱はマトリョーシカのように、いくつも中に箱が入っているものです。次々と箱を開けなくちゃ・・・。トヨタ生産方式の「なぜを5回繰り返す」ことで真の原因にたどり着くという方法は、まさにこれに相当するのだと思います。

判断の理由は、陰に隠れていることが大半です。表に出ている事柄だけをいじっていても、展開がありません。本当にそれが理由なのか?を疑って見ることが重要です。

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Takayuki Katagiri

Takayuki Katagiri

展示物やサイトやゲームの企画、情報整理、ディレクション。 Webアプリやスマホアプリの開発。
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