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何次元かの何かを

情報の整理整頓って、なんだっけ?

   

私たちの毎日は、大量の情報で溢れています。

サイトを見たりメモを取ったメッセージをやり取りしたり。もともと形がないものも多く、ましてデジタルデータだと溜め込みやすいものです。タグ付けしたりあるフォーマットに落とし込んだりして少しでも片付けようと試みますが、思ったように利用できないことも多そうです。

そんな情報を整理するには、どうすればいいのでしょうか?

ある物置部屋にて

モノがとっちらかった部屋にポンと入れられて、「ここを片付けといて」と言われたらどうするか?

とりあえず、あたりを歩き回れるように、足元のモノを横に避けたりしそうです。そして、この部屋にどんなものがあるのかを見渡してみる。ぐちゃぐちゃになったケーブルがあったり、埃まみれの本が横積みされていたり。閉ざされたままの箱が棚に押し込められてるかもしれません。

ここで、「外へ出ているものを箱の空いたところに入れて、棚の空いたところへ置いていく」というのも1つの方法です。しかし、せっかく手間暇かけたにもかかわらず、後で「あれはこの部屋で見たはずなんだけど・・・どこに入れたっけ?」という事態になってしまう可能性もありそうです。

どうせやるなら、どこに何をしまったのかがわかるようにして、必要な時に利用できると後々便利ですよね。

  • ここにあるモノをジャンル分けして、近いものをひとまとめにする
  • ホコリをかぶっているものを掃除して、動くようにしておく
  • 取り出しやすい場所に収納する

こんな感じで丸一日かかって作業をして、ようやく部屋の中が見違えるようになった頃に、誰かがやってきました。

そして一言「あー、ここの部屋のものって、大半がゴミだから捨ててよかったんだけどねー。要るものだけにしてくれる?」

もしも最初に「誰がどう利用しているモノを置くべきなのか?」ということを把握しておけたら、要不要の判断もできたので悲劇は防げたのかもしれません。また、利用方法を知っていれば、どれがよく使われるのか、何と何がセットになっていると便利なのかなどを考えて、棚に入れる順番なども一工夫することができるでしょう。

 

情報に当てはめると?

日々の触れる情報も、同じようなことが言えそうです。

まずは「誰がどう利用するための情報が必要なのか?」ということを意識すると、情報の整理整頓の方針が立てられかと思います。その判断基準に照らして、「必要な情報」と「今は必要ではない情報」に分けます。

「必要な情報」がわかったら、それらがどのように使われるのか、どのように参照できれば便利なのかを考えて分類することが、情報整理と言えそうです。

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Takayuki Katagiri

展示物やサイトやゲームの企画、情報整理、ディレクション。 Webアプリやスマホアプリの開発。

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